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2010年1月   善徳女王 62話  ☆☆☆半
興味の無い方には「善徳女王? 誰?」って感じですよね。
紀元630年ころ、朝鮮は「高句麗・百済・新羅」の3韓でした。
その新羅の代27代王が、新羅初の女王善徳女王です。
百済は日本とのつながりが多いので、わりと名前を耳にしますが、新羅は唐とのつながりを密接にしたため、あまり日本とのかかわりを持ってなかったので新羅のことはあまり認知してなかった私です。
世界史で「高句麗・百済・新羅」という国については、ちらっとお勉強したことは覚えてますけどね。
高句麗の「朱蒙王」の生涯を題材にした「朱蒙」で韓国ドラマにはまって2年たち、現代ドラマも好きになっちゃったりして、すっかり「韓流おばちゃん」化しておりますが、やはり史劇が大好きです。
しかし、史劇の欠点は「歴史上の人物ゆえに、結果はわかっている」というところです。
確かに、監督によって、解釈が違ったり・脚色してあるので、ドラマチックに演出してあるものの、結果は変えられません。
で、どんなにサクセス史劇でも、上り坂を越えると下り坂となり、やはりラストは「死」が絡み、けっこう寂しさを残す作品が多いですね。
まあ、寂しさを感じるのは、「好きだったドラマが終わる」というエッセンスも入っているので、よけいにラストは悲しくもあり、寂しくもあり。
さて、「王と私」が昨年末に終わり、「イサン」もラスト近くなり、ついに昨日「善徳女王」が終わりました。
キム・ナムギルのファンにはならなかったけど彼の俳優としての演技は魅力的だったし、コ・ヒョンジュンの演じたミシルは存在感あったし、ちっともかっこよくないオム・テウンだけど、キム・ユシンを演じているときはかっこよく見えちゃうし、なにしろ昔に製作された史劇(たとえば、龍の涙・王と妃・ヨンゲソムン)なんかに比べると、俄然お金をかけているので衣装も豪華、イケメン多数。
それだけでも、目の保養となり楽しみ倍増。
なにより、一昨年の「韓国視聴率NO-1」だけのことはあって、脚本・演出がよくて、なかなか面白かったんですよ。
しかし、27日に最終話となりました。
わかっているラストではありました。
ピダムは歴史上でもクーデター失敗で戦死してます。
女王との恋愛なんて(おそらくドラマ上だけの話でしょうが)成就するわけもなく、壮絶な死を演出してあるのは百も承知。
ですが、人間の「はまる」って心理は恐ろしいものです。
けっこう胸にジーンときたりしちゃって・・・
先週の「イサン」にも泣かされてしまいました。
韓国ドラマにあまり興味のない方でも、史劇モノに興味のある方はチラ見でもしてください。

2009年9月 「銭の戦争」20話 ☆☆☆  
なかなか面白かった。さすがパクシニャン。どんな役も上手い。
by mtanpopo2 | 2009-09-29 14:41 | 韓国ドラマ鑑賞記 サ行

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