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芸術の秋

お友達が招待券があるというので、行ってきました。
久々の県立美術館。
先日「染展」で行きましたが、特別展を鑑賞するのは、久しぶり~

ウクライナの至宝「スキタイ黄金美術の煌き」
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写真が撮れないから、チラシでごめんなさい。
載せるなら、しわくちゃにしなければよかったんですが・・・

スキタイは紀元前7世紀から紀元前3世紀まで戦闘に長け勇猛果敢な民として世界中に知られる存在。
と書いてあるんですが、恥ずかしながらスキタイを知らなかった私・・・

丁寧に、いろいろボードを読みましたが、すでに忘却の彼方・・・

友達と2人で穴があくほど見て、いろいろコメントしたのは、主にアクセサリー(笑)
「う~ん、これは好き」「これは重たいから、いらん」
とか、誰もくれると言ってないのに、勝手に品定め。
女の悲しい性やね~
ちなみに、私のお気に入りはチラシの真ん中上にある「イルカ型フィブラ(安全ピン)」
でも、これはスキタイの後のサルマタイ文化。

そんな中で、一番有名らしい「首飾り」のレプリカ
芸術の秋_d0137664_17445531.jpg

2人が一番悩んだのが「レプリカ」ってところ。
復元したものは、復元って書いてあるんだけど、この首飾りは「レプリカ」
ってことは、本物がウクライナにあるってこと???

中国が本物は絶対国外に持ち出させないのは知っているけど、ウクライナもなの??

調べました。
「スキタイを代表する名品として世界中に知られる作品だが、それだけに本物が国外へ出品されたことがない。本物を直に見たいと望む諸外国のファンを満足させるために作られたもので、本物と寸分たがわぬ精巧なものだ。スキタイ文化を海外に紹介するために過去数度のスキタイ展がアメリカなどで開催されているが、その時の「顔」だったのがこのレプリカだった。もちろん鑑賞者は全て、これがレプリカだと知っている。それでもこの作品を見るために長蛇の列ができたいういわくつきの資料。
実際、描かれた場面などを細かく見ていくと、実に様々な物語が展開していて、描かれた世界に引き込まれるではないかと思うほどだ」
と書いてありました。


ひぇ~、そんな作品だったのね~
描かれている細部は見てなかったわ・・・
「レプリカ」という言葉に悩んでしまって・・・

考えたら、紀元前4世紀の頃って、日本は縄目模様をド石器につけているという素朴のころ。
服は、麻やカラムシなどの草のせんいを乾燥させ、それを編んで服にしていたころ。
そう、縄文時代なのよ。
そのころにこんな精巧な金細工を・・・
もっと、ちゃんと見るべきでした。甘かったな・・・

「金」に目がくらんで、その内容を読み取るのではなく、アクセサリーとして「あれがいい」「これがいい」と言ってたおバカな2人でした。とほほ

そうそう、ソ連崩壊で独立して、もう20年経っているのも、びっくり。
もうそんなに経過したんだね~

チェルノブイリ原子力発電所もウクライナにありますよね。
1986年に事故があったから、独立前に事故がおきているんよね~
いろいろ、あるよね~
by mtanpopo2 | 2011-11-12 18:04 | 個展・絵画展

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