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父の命日

父が亡くなって、丸四年が経過しました。
早いものです。

今朝、お墓まいりに行ってきました。

お墓まいりをしながら、つくづく主人の両親と私の両親に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

主人は3人兄弟妹の、長男。
私は1人っ子。

本来なら、長男なのでうちの両親のめんどうをみるのは難しい立場ですが、九州の主人の両親はとても心が広くて「1人しか子供がいないんだから、ご両親のめんどうをみてあげなさい」と。
うちの両親が県北の三次から広島のわたしたちの住んでいる団地に来ることを寛大に認めてくださいました。

うちの両親も、40年近く住んでいた土地から、広島の団地に8年前に越してきてくれました。

双方の両親のおかげで、私は近くで親のめんどうをみれて、お墓まいりも簡単にできることに、ほんとに今朝は感謝しました。

年をとってからの引越しは大変だったと思います。
長年住んでいた場所を変わるのは勇気がいります。
「せっかく、来いと言ってくれてるんだから、頑張って行こう」と、あまり気乗りのしない母を動かしてくれたのは父でした。
大きな家から、建売りの街の家に移動するということは、「片付ける、捨てる」という作業がとてつもなく大変。
病気の母はあまりできないので、ほとんど父がやったようです。

主人の両親も、嫁の親が近くに住むのは普通はあまり嬉しくないはずです。
でも、快くこちらの事情を察して同意してくださったのは、ほんとにありがたかったです。

平素は、母の介護(大してしてないけど)で「自由がないな~」なんて不足をついつい感じてしまいますが、昨日の大嵐が去って、今日のようにすがすがしい日が命日だと、みんなに感謝の気持ちが湧いてきました。

毎年「桜」の頃が命日の父です。
生前も、穏やかで優しくて努力する父でした。
そんな父は、命日も穏やかで優しい季節だな~
と、お墓の前で感じました。
by mtanpopo2 | 2012-04-04 12:06 | 年中行事

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