光と影 ☆☆半~☆☆☆
2013年 03月 28日
BSフジの番組概要によると、
韓国で2012年11月28日~2012年7月3日に放送されたばかりの新作
最高視聴率24.1%、時間帯視聴率1位を独走した大ヒット作品
朱蒙から5年、脚本チェ・ワンギュ×演出イ・ジュファンの黄金コンビが再び復活!「カネと権力」によって社会が狂い「欲望」渦巻く激動の時代を描いたドラマ。
父と財産を失い、生き残るためにショービジネスに身を投じた男が「愛と夢」を求め、懸命に行く手を阻む「悪」に立ち向かい、やがて芸能界の頂点へ!権力に屈せず、苦難を乗り越える男の痛快サクセスストーリー。
本作ではアン・ジェウクが3年ぶりにドラマ復帰を果たした。男気にあふれ、義理と人情で人々を引きつける魅力的な主人公ギテを演じている。ヒロイン・ジョンへ役を演じるのは「犬とオオカミの時間」や「食客」で知られるナム・サンミ。これまで活発な役どころが多かったが、控えめで心優しいヒロイン像を演じて新境地を開拓
。ジョンへとは対照的に、炎のように激しくギテを愛するヒロイン役をソン・ダムビが熱演。
ギテの仇役として登場する俳優陣も実力派ぞろい
。今最も注目を集める成長株のひとりイ・ピルモ、
「朱蒙」「製パン王キム・タック」などで国民的俳優の地位を確立したチョン・グァンリョル、
韓国ドラマ界には欠かせない名脇役イ・ジョンウォンなどが鬼気迫る悪役の演技でドラマを盛り上げる
さらに、芸能界が舞台とあって、BrownEyedGirlsのナルシャや4Minuteのガユンなどの豪華なK-POPスターたちが出演している。(全64話・吹き替え)
{わたくしの感想}
なにせ、70年代の香り漂う時代物ですので、当初は「なんだか暗いな~」
しかも、やたらヤクザが絡み、暴力シーンてんこもり。
イケメンも不在に近い(往年のスターらしいアン・ジェウクさん、こめんなさい)
というわけで、さぼど好みでもないドラマなのに気がつけば64話見終わりました(笑)
中盤から、ギテ(アン・ジェウク)が反撃にかかってくると、それなりに楽しみになってきました。
チョン・グァンリョルが実に悪役を演じてます。
さぞかし、ご本人は楽しかったと思いますよ。
筋金入りの悪いやつでござんした。
「ホジュン」の「ホ」の字も感じさせない見事さ。
イ・ジョンヘを演じたナム・サンミが食客のときとはまったく違う演技だったので、全然気がつきませんでした。
イ・ピルモは、イケメンで身長も高いんだけど、なぜか私はオーラを感じないんよね~
「ソル薬局」であまりにいい加減な役を好演したもんだから、どうもあのヘラヘラ医者のイメージが強くていかんわ。
ハッピーエンドのラストはわかりきっていましたが、終わってみればギテのエネルギーと人間的資質の高さで爽快感があり、後味のよい作品でした。
あんなにトントン拍子にいかないとわかっていても、後半のギテのサクセスストーリーは気持ちがよかったです。
なんともまあ、ほぼ全員波乱万丈な人生ではありますが・・・
終盤は、毎日が楽しみなドラマとなったので、評価は超あいまいな「☆☆半~☆☆☆」ということに。