借りくらしのアリエッティ
2010年 08月 19日
2010年スタジオジブリ作品
原作 メアリー・ノートン 「床下の小人たち」
企画・脚本 宮崎 駿
監督 米林宏昌
宮崎駿フリークとしては、上映開始から見たかったのですが、なんやかんでなかなか行けず、やっと鑑賞してきました。
息子から「奥歯に物の挟まった」ような感想を聞いていたので「今回のは、あまり良くないのかな?」と期待せずに見たのですが・・・
確かに、いままでのジブリ作品に比べるとちょっと淡白さがあります。
「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「千と千尋の神隠し」「もののけ姫」「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」は
宮崎監督作品ですが、
「おもいでぽろぽろ」「猫の恩返し」「耳をすませば」はジブリ作品ではありますが、他の監督作品です。
今回の「借りぐらしのアノエッティ」も後者の他の監督作品なので、宮崎ファンとしては、いまいちもの足りなさを感じるのは事実です。
宮崎監督のあのなんともいえない壮大な世界観は、やはり宮崎監督ならではです。宮崎監督も若い監督たちに早く自分に追いつき・追い越して欲しいと思っているようですが、やはりなかなか難しいですね。
私的には「耳をすませば」に近い雰囲気があり、決して嫌いではありませんでした。
でも、感動したかと言われると、ちょっと悩むな~
でも、ジブリ作品フリークにはお薦めです。
やはり、映画館でなくては楽しめない画像の美しさがあります。
映画ファンではありますが、アニメに全く興味のない主人は
「だいの大人がが見るアニメというのが理解できん」とのこと。
確かに、そうかもしれませんね。
でも、ジブリ作品は私にとってはとても重要な映画作品です。