カンナさん大成功です
2010年 01月 22日
鈴木由美子の同名コミックを映画化し、韓国のアカデミー賞“大鐘賞”で最多12部門ノミネートを成し遂げたラブコメディー。
漫画が原作だから、ありえんほどの可笑しさ。
そして、ちょっぴりホロリ。
この作品も、映画館で上映されていた頃はまったく興味がなかったのですが、韓国ドラマ・映画通の「田代親代」さんもご推薦の「上質のコメディ」ということなので、安心して見れました。
なかなか良かったですよ。
カンナさんを演じているキム・アジュンはドラマ「海神」で知っていたけど、そのときの役が女性剣士なのでこんなにナイスバディとは知らなかった・・・
歌も吹き替えなしで、上手い。
169センチ95キロの特殊メイクもすごかったけど、整形後の48キロの抜群のスタイルもすごくて素敵。
相手役のチュ・ジンモは「ファッション'70」という暗いドラマのまじめな役しか知らなかったから、「あれまぁ~」って感じ。
好みではないけど、イケメンさんね。
展開も描写もベタだけど、無条件で笑えるから楽しい。
ラストのコンサートは質が高いな~と思って見ていたら、なんとプロの企画のもとで行われていて、本物のコンサートと同質の演出。
笑いあり、涙あり、本物へのこだわりあり、と上質のコメディでした。
カンナさんの歌声は吹き替えと思って見ていた私は、今からもう一度歌の部分を聴いてみようと思ってます。
それくらい、歌がうまい女優さんでしたよ。
上質のラブコメが見たい方には、お薦めです。
韓国映画のエンターティメントの高さにちょっと驚きました。