韓国旅行記 NO-13 「ボトナムチプ」「セブンラックカジノ・ミレニアムソウル・ヒルン店」
2011年 09月 23日
母は「牛肉」しか食べたくないし、娘夫婦は「サムギョプサル(豚肉)」が好きです。
で、秋夕がなかったら両方食べれる日程が組めたのですが、今回はどちらか一方しか食べれません。
そうなると、当然「母優先」ゆえに「牛肉焼肉」
韓国の韓牛焼肉は「高いわりに美味しくない」「日本と変わらない値段」と不評の嵐。
確かに、韓国に行くなら「サムギョプサル」よね~
でも、今回は仕方なし。
とうことで、調べに調べて江南の「ボトナムチプ」に決定。
「ソウルでも5本の指に入ると言われる焼肉の名店。全国から選りすぐられた最高級韓牛は店で熟成し、ベストなタイミングでテーブルに運ばれる」とクロワッサンに書いてあるんよ。
栗原はるみさんも、お薦めなんよ。
タクシーの運転手さんに地図と電話番号表記のハングルを渡して、GO。
無事、ボトナムチプの裏口に到着。
ロッテホテルのコンシェルジュに予約をしてもらっていたから、スムーズに席へ。
ただ、名前が違ってた。
ロッテホテルコンシェルジュもやはり韓国人なので、日本人の名前の発音は難しいのね。
裏口から入ったら、小さい部屋の集まりで、わりと人が少なくて静か。
「はやってないのか・・・」と心配したけど、帰りに表の方を通ったら、すごく広くてわいわい人がいました。
ほとんどが韓国人。
ここのアジュマ、ほとんど日本語は話せません。
女将は、少し日本語ができますが。
でも、メニューは日本語表記と写真があるから大丈夫。
ただ、焼肉の肉の種類は少ないです。
ホンカルビ(骨付きカルビ)250g 一人前45000W(4000円)
チュムロック(牛の味付けロース)150g 一人前45000W(4000円)
アンチャンサル(ハラミ)150g 一人前54000W(4320円)
センデゥンシム(上ロース)一人前55000W(4400円)
確かに、高い。高いのは承知だっので驚かないけど、美味しいといいな~ と、思ってました。
まずは、マッコリ
「おっ、これは美味しい」と主人。
マッコリ好きの母も喜ぶ。
お店の女将が出てきて「これは、ヨン様のまっこりです」とのこと。
要するに、ヨン様がプロデュースして作ったってことね。
今「シンデレラのおねえさん」という韓国ドラマ見てるんですが、伝統的まっこり製造所での話なんだけど、今「まっこりブーム」というのが出てくるんよ。確かに、今注目のマッコリよね。
女将は、日本人なら誰でもヨン様ファンと思ってるみたいだけど、我が家には誰もヨン様ファンいないのよね~
でも、このマッコリは美味しかったから、いいけどね。ヨン様、やり手ねん。
美味しいと噂の「おかず」が登場。
確かにどれも美味しい。
「おかず」だけでもかなり量あるので、お肉は少なめにオーダーした方がよいという話だったので、あまり一度に注文しませんでした。
韓国はどこでもそうらしいのですが、アジュマ(おばちゃん)が全部焼いて、はさみで切って食べごろを網の横に置いてくれます。だから、一番美味しいときに、パクリ。
ところで、このお店では、とても楽しい会話がありました。
奥の個室の常連らしい韓国人が、アジュマ(おばちゃん)を呼ぶのに、わざと
「アガシ~」と言ってるんです。アジュマが笑いながらその部屋に入るのを見た主人は
「アガシとは、なんぞや」と聞くから
「アガシとは、お嬢さんって意味よ。おばちゃんなのに、わざとアガシ(お嬢さん)って呼んで、遊んでるんよ。アジュマもそのことがわかってるんよ」と教えたら・・・
なんと主人も注文の追加の時に「アガシ~」と使うんよ。習得、はやっ!!
すると、アジュマは笑いながらわたしたちの席へ。
ここで、かなりうちとけましたね。
アジュマはあまり日本語がわからないし、わたしたちはあまり韓国語がわからないし。
最初はちょっ距離があったけど、こんな遊びをすると仲良くなりますね。
で、次の注文の時に今度は私が「アガシ~」とよぶと「もう勘弁して」と言う感じで苦笑いしてました。
娘曰く「やっぱ、一度はうけるけど、二度はしつこいね」
なるほどね。
さて、閉めは「ピョンヤンネンミョン(水冷麺)」
オゴグプ(五穀ご飯)がここは美味しいらしいのですが、どうしても水冷麺が食べたかった私
デザートは、「なんのことはない、パイナップル」
最後にお約束のお茶。
オミジャ茶ではなかったけど、名前を忘れました。
韓国は、消費税が10%かかります。
また、こういうお店はサービス料もかかります。
高いのは覚悟して行ったのですから、いいんですが、mixの方に「気をつけないと、タックスの計算間違いなどある」と教えてもらったので、レシートはじっくり見ました。
大丈夫、タックスもサービス料金も正規の料金。
5人で食べましたが、母は超小食ですし、娘たちも江南でお昼を遅めに食べていたので
5人で300000W(24000円)でした。
1人5000円くらいですね。
「ボトナムチプ」だと、平均1人単価は100000W(8000円)5人で4万円くらいはかかると思っていたので、満足度から言うと、安く感じました。
ただ、母はやはり日本で食べる、「やわらいお肉」をタレで食べる方が好きみたいです。
そりゃあ、年ですから仕方ないですよね。
このお会計の時にも面白いことが。
「チェックプリーズ」と言うと
「ケイサン」とアジュマが言うんです。
なるほど、「ケイサン」でわかるのね。
でも、日本では、精算してください。とかお会計してください。
とか言うけど「計算してください」とは言わないよね。
面白い日本語を使うだね。しかも、単語で。
私の韓国語と同じだぁ~
で、タクシーを呼んで欲しいと言うと、手招きして呼ぶんよ。
そう、表側は大きな道路に面していて、手を上げてタクシーをとめます。
助かりました。
だって、タクシーを頼むとてっきり「模範タクシー」が来ると思ってました。
道路で拾ってくれると、一般タクシーです。
江南から帰るとなると、模範タクシーは高くつくな~
と思っていたから、ラッキー。
二台に分かれて乗ろうとすると、女将さんが何やら慌てて持ってくる。
「これ、お土産。福が来る福袋よ」と5個の小袋をくれる。
これは、お友達が仁寺洞で買ってきてくれた袋と一緒じゃ~
誰かにあげても喜ぶ~
と、その時は喜んだんだけど、帰国してびっくり。
裏に、「ボトナムチプ」の名前と電話番号が印刷されてる。
でもまあ、適正価格で気持ちよく食べれて、アジュマとも遊んだし、お土産ももらったし。
初めての「ボトナムチプ」は大成功よね。
遠いのと高いのが難点だけど(笑)
さて、ロッテホテル エ カジュセヨ、ではなく
「セブンラック・カジノ・ミレミアムヒルトン エ カジュセヨ」で、カジノへGO。
お友達曰く「あんなところは、ツアーで仕方なく連れて行かれるところで、自ら行くところじゃないんよ」と言われたけど、ギャンブル好きが密かにいるので、GOGO。
私は好奇心旺盛だから、日本になくてパスポートがない場所、というだけど「行かなくては」と思う派。
アホみたいだけど、いいんよ。
で、到着。
ここで、またまた韓国人の良い人に会いました。
タクシーは、大概チップ込みで払ってましたが、ここでは10100Wと表示されて、10000W札を出して1000W札を探してたら、なんと運転手さんが「いいよ」と言うのです。
100Wとはいえ、タクシーの運転手さんがまけてくれるなんて、日本でも体験したことない。
優しい運転手さんでした。
「カムサハムニダ~」と100W安くしてもらって喜んだんだけど、結局カジノに4000円くらい使っちゃいました。おバカですが、満足です。
カジノの私のイメージと違ってて、かなり庶民的。
ほとんどが男性で、みんな必死にやっている感じがしたな~
どこも満席でした。
母と娘婿殿だけ少額勝ったみたいです。
主人はギャンブルが嫌いなての゛、ほとんどお金を使わなかったようです。
ここは、30分くらいで切り上げました。
まあ、カジノを見に行ったって、感じですね。
韓国ドラマ「エデンの東」でロケしたのは、江南のセブンラックカジノなのは知ってたのですが、夜遅く江南からタクシーで帰るのはちょっと避けたいので、ソウル駅近くのヒルトンホテルのカジノにしたんですよ。
ヒルトンの前は当然の如く「模範タクシー」しかいません。
まあ、ヒルトンからロッテホテルはすぐそこなんで、いいんですけどね。
ロッテホテルに着くと、まだ9時30分。
次の日に明洞でコスメを買う予定でしたが、娘夫婦と3人で夜の明洞コスメ探訪へ。
10時40分くらいまで買って、帰り道初めて明洞の地下道を通りました。
母がいるので、どうしても横断歩道通らなかったのですが、地下道の方が近いので。
娘は「えっ?夜の地下道は怖いじゃん」と言うので
「まだ11時になってないし、地下道って言っても地下街があるし、道を横断するだけだから、即上がるから大丈夫よ。しかも男性1人いるし、総勢3人だし」と私。
地下街は当然閉まってますが、それでも全然危険な匂いはしませんでした。
「あらっ、案外きれいなんじゃね。お店があるとは知らなかったわ」とほっとしてました。
コスメは意外に重くて大変。
「大人買い」してしまったので。
ホテルに帰るとちょいとマッコリ・焼酎・ビールで「酔っ払ってる」主人が、皇室のりは団体で届いているわ、ロッテマートで買ったものがダンボールに入ってるわ、娘婿殿が持っている荷物がほとんど私のコスメ商品だわ、なので
「そんなに買って、荷物が持って帰れるわけがない」と絡んできます(笑)
「国際宅急便で送るという方法もあるし、大丈夫よ」とノンキな私←ある程度の荷物は想定内だったけど、皇室のりが思った以上に多い(笑)ちょっと焦ったわ~
しかし、洋服とかいろんなモノと絡めてスーツケースに入れないといけないから、悩むより早く寝て早く起きるしかないよね。
早く寝るったって、すでに12時は過ぎてたけどね。
とにかく、起きてからの勝負よ!!