フランス旅行記NO-16 ヴェルサイユ宮殿
2013年 07月 14日
とはいうものの、バロック・ロココ様式がそんなに好きではない私はあまり感激しないというか・・・
まあ、好みの問題ですね。
ヴェルサイユからは、パリのガイドさんがつきました。
男性の広田さん。
団体だと、ガイドさんが予約してくださっているので、待たずに入れるのが利点。
しかし、ルーアン・モンサンミッシェル・ロアールと田舎をめぐってきたので、ヴェルサイユの人ごみにびっくり。
これからのパリが思いやられる。
この広田さんが「おやじギャグ」を連発しつつも、歴史考証がきっちりして、時々質問されるんだけど、みんな答えられない。あ~ 恥ずかしい。
とにかく、ガイドを聞きながら鑑賞したんだけど、忘却の彼方
これが有名な鏡の間
これが、有名な「ルイ14世」
「だって、男なのに赤いハイヒールはいてるんですよ」
あ~、確かに。
「白いタイツ履いて、かつらがぶってるんですよ。変でしょ?」
あ~、そうね。
「もう、皆様関西人なのに(関空発やったから関西人ばかり)突っ込み悪いですね。このルイ14世は158センチしかなかったんです。だから、ハイヒールを履いて、かつらをかぶって自分を大きく見せて威厳を高めようとしてたんです。コレ見て、笑わなきゃ」とのこと。
こんな有名な絵だと見慣れてしまって、全然違和感なくなってました。
だって、映画でもこの時代みんなかつらかぶってたし、白いタイツだし、フリフリ着てるし、見慣れてるんだもの。
可笑しいないわ~
たぶん、「マリーアントワネットのベッド」だったはず・・・
「ナポレオンの戴冠式」
ジャック=ルイ・ダヴィッド
恥ずかしな゛から、私はこの絵はルーブルにしかないと思っていたので、なぜにヴェルサイユにあるのか???
実は、彼は二枚この絵を描いてたんですね。
ルーブルにある絵とヴェルサイユにある絵は、一部だけ違ってるんです。
ナポレオンを取り囲んでいる人たちの中で、1人の女性の服だけピンクに塗られていたらしい
その女性のことを、ダヴィッドは愛していたらしい。
確かに、一人だけピンクです。左から二人目の女性です。
ルーブルのは、全員同じ色のドレスでした。
広田さんの説明でこのことがわかり、よかったわ。
おそらく、何も聞かないとこの絵は「なにものぞ???」と思ったことでしょう。
さて、ひとまず広田さんとさよならして、ホテルへ。
ディナーは「ノボテル シャトー ド ベルサイユ」内のレストラン
前菜
メイン「サーモン」
デザート
どれも、美味しかったです。
ヴェルサイユも夜はライトアップしてあるので、前田さんは「安全ですから、どうぞ」と言われたけど、宮殿から少し離れていた気がしたので行かなかった。
しかし、今考えると「なんだか、もったいないことしたな~」と後悔。
やっぱ海外旅行はアクティブに動かないと損ですよね。