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フランス旅行記NO-20 地下鉄の終点にはご用心

「夜の凱旋門」での、わたしたちの失態について。

確かに、終点で降りたにもかかわらず、他の日本人と会わないという不思議な現象について。

パリのカップルに教えてもらって、凱旋門のチケット売り場に続く側になんとかたどり着いた私たち。
「のんき」に「凱旋門でかいね~」なんて言ってると、他のメンバーがあわてて近づくんよ。

「前田さんが、心配してたんよ。地下鉄降りたら3人がいないって」
「そうなんよ。私たちも終点で降りたのに、みんながいないから。先に行ったと思ったんよ」
「私たちは、しばらくそのホームで前田さんの説明聞いてたんよ。おかしいね~」

結局、なぞが解けました。
終点だったので、両方の扉があき、前田さんと一緒の人たちは凱旋門のチケット売り場への地下道が続く道のある方へ下車。

わたしたちは、大道芸人騒動と「ここが終点よね?」という疑問とで、その車両のパリっ子たちがたくさん降りる、みんなと反対側から降りたということ。

お互い、反対側から降りているという発想がなく、全然相手が見えなかったんです。

さて、ここで困ったことに
「前田さんは三人がまだホームかもしれんと、地下鉄に行ったんよ」とのこと。

しかし、どちら側のホームに行ったのかわかんないし、メトロの駅から地下道で凱旋門までかなあるので、すれ違いになってしまう可能性もあるし。
わたしたちは、メトロのシステムがよくわかってないから、どのようにすればいいのか、わかんないし。
もう10時10分だから、あまりうろうろするのは私たちの力では無理だし。

「ホテルに電話したら、いいんじゃない?」という声もありましたが
「ホテルの人に英語で詳細に伝えるのは難しい←単なる会話ではないからね。」

ということで、結論は
「前田さんには悪いけど、このまま私たちはするべきことをして帰ってから前田さんのお部屋に謝りに行こう。前田さんは最初から自分でメトロで帰る気でいらしたから、きっと大丈夫だし、経験豊かな添乗員さんだから、私たちがなんとかして帰ってくると思ってくれるだろう。2時間くらい前田さんにはヤキモキさせるけど、仕方ない」

というわけで、10時30分にクローズする凱旋門を上るチケットにも間に合い、写真も撮り、タクシーでホテルに帰ったわけです。

ホテルの前田さんのお部屋に行くと、心配しながらもみんな旅行慣れしているから大丈夫だろうと思われてたみたい。
「で、凱旋門には上がれましたか?」と言われ
「はい、するべきことはも全部して帰りました」とご報告。

双方の些細なミスが原因。
「日本人が固まって座るとスリの標的になるので、ばらけて座ってください」という前田さんの言葉をきいて、私たちは「じゃあ、違う車両がいいね」と判断。

終点では、両方のドアが開く。ということを前田さんも知らなかったらしい。
私たちも、大道芸人騒動やらなんやらで、両方開いたときに確認せず、人の流れで反対側に降りてしまったということ。

まあ、海外旅行ではアクシデントも多々ですよね。

ちなみに、終点で両方開いた車両は、新しい客を乗せて進行方向に行ったなぞも解けました。
そこから違う路線になるんじゃなくて、その線路はその後ロータリーになっていて、ぐるりと回って反対線路に入り、来た方向に帰るらしい。
by mtanpopo2 | 2013-07-18 00:00 | フランス旅行(ツアー旅行)

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