瀬戸内国際芸術祭2013 no-17 豊島美術館
2013年 11月 12日
遠くから見る豊島美術館
ゲートを入ると、豊島美術館空間。
ベネッセは、美術館の雰囲気を大切にするために、チケットセンターは地中美術館も豊島美術館もあえて離して建築しているみたいですね。
豊島美術館とは
2010年秋、建築家・西沢立衛とアーティスト・内藤礼により唐櫃に誕生した美術館。瀬戸内海を望む豊島の小高い丘の中腹に立地。周囲には美術館建設を機に地元住民が中心となって再生した棚田が広がり、自然と建築、アートが融和した美しい環境をつくりだしている。内部空間では、床のいたるところから水が湧きだし、一日を通して「泉」が誕生する作品《母型》が展開される。
西沢立衛はルーブルランスの設計したSANAAの片割れ。
SANAAとは、妹島和世(せじまかずよ)と西沢立衛(にしざわりゅうえ)による日本の建築家ユニット。プリツカー賞、日本建築学会賞2度、金獅子賞他多数受賞。
美術館内のアートは「内藤 礼」
チケットセンターを出ると、遊歩道を通り、ぐるりと回って美術館の入り口へ。
この遊歩道が日本のものとは思えない「自己責任重視」の柵なし。
遊歩道の横は木々が茂ってるとはいえ、落ちたら大変ながけ。
小さい子供さん連れもいるのに、この状態とは、すごい。
自然美観を大切にして、無粋なものを設置しないんだね。
ゆっくり歩いて5分くらいしたら美術館の入り口。
しかし、すんなりとは入れません。
中の人数を大切にしているので、靴の数で何人入れるかを調節してます。
ゆえに、ここでも待ち時間発生
実は私は、「日曜美術館」で豊島美術館を取り上げたので、内容は知ってました。
残りの3人は何も知らずに入館。
ここから先は、書きませんね。
行ってみてください。
内容を知っている私でも、感動しました。
すごく好きな空間でした。
生きるってこと、生きてるってこと、自然との関わり、音、光、いろんなことを感じれる場所でした。
娘夫婦も「今回どれもよかったけど、ここが一番好きかも」とのこと。
主人「おれは、まだ地中美術館の方がいい。まだわかりやすい」とのこと。
豊島だからこその、豊島美術館だと感じます。
あの棚田も美術館ありきで再生されたらしいですね。
ただ、棚田の上にお食事どころがあるらしいけど、旗が無粋にはためいてました。
あれだけは、やめて欲しいな~
小山の上なので、下から旗しか見えませんが、日本独特の「にぎやかな旗」で、景観をそこねてます。
ここだけは、ベネッセも管理できなかったのかもしれませんね。
商売だからいた仕方ないのかもしれませんが、残念でたまりません。
ところで、カフェも入りましたが、時間的に難しいので断念。
なにしろ、バスの時刻との戦いなので。
15時26分に乗らないと、船に間に合わない。
その前の14時32分には間に合わなかったし。
結局、30分くらいバス停で待ったから、カフェにいてもよかったんだけどね。
カフェはこんな感じ
「朝のブレンドティ」と「豊島レモン飴」を購入
30分バス停で待つのは大変ですが、この日曜日のお天気はすがすがしい晴れだったし、みんな道路の横のコンクリートが高くなってて、地べたに座っても大丈夫なので、順番に座って待ちました。
若い人が多いけど、なんか楽しい気持ちで待てましたよ。