京都旅行 その10 血天井 「養源院」

三十三間堂のまん前にありますが、あまり知られてないお寺です。
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私も全く知らない寺でしたが、行くに見た「ぶらぶら美術館」で、穴場としてやってので私にとって今回のメインの一つです。

戦国一、数奇な運命をたどったといわれている浅井三姉妹。
ここ養源院は、三姉妹のうち2人とゆかりのある人物の菩提が弔われている寺院です。

養源院は、文禄3(1594)年に浅井長政の長女・茶々(淀殿)が、父の菩提を弔うために、21回法要の時に夫である豊臣秀吉に願って創建した寺院です。
茶々が、秀頼を生んだご褒美に建ててもらったわけです。

25年後の元和5(1619)年に落雷にあい、寺院は焼失します。

2代将軍徳川秀忠の正室となった三女・お江(法名:崇源院)によって再興されました。
しかし、徳川の正室が豊臣のゆかりの寺ほ再建するわけにはいかない。

そこで、お江の方は、徳川家の陣であった伏見城の「中の御殿」で自刀した武将・鳥居元忠筆頭・兵士は「中の御殿」の床板を天井に使うことで「徳川の武将を弔う寺」という名目で再建したわけです。

徳川もほんとの目的を知りつつも、お江の方の想いに目をつぶったということです。

その血天井といのが、これ
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380余人兵士の血痕や、元忠が自害した場所といわれる跡がくっきりと残されています。

しかし、この血天井よりすごいのが俵屋宗達の絵画

安土桃山・江戸期には狩野派の画家が寺院やお城の襖絵を描くことが多く、養源院にも狩野山楽が描いた襖絵が残されていますが、当時無名だった俵屋宗達が認められるきっかけとなった奇抜で斬新な絵が多く残されています。
『白象図』 これは、かわいいよね~ 特に、左の小象。目が斬新よね。
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『唐獅子図』
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「波と麒麟図」
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みんな、知ってた?
麒麟って、オスが麒でメスが麟。二人あわせて「麒麟で~す」なんだって。
山田五郎さんが「ぶらぶら美術館」で言ってた。

本堂松の間の「松図」も壮観。
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ここは、人が少なくて、住職さんもちゃんと説明してくれるし、お薦めです。
俵屋宗達の教科書に載っている作品が見れるしね。
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by mtanpopo2 | 2014-03-28 00:19 | 国内旅行
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